制作・製版
制作
制作は、お客様からの「情報」を具体的に形にしていく部門です。
お客様からの情報を営業を通して的確に整理し、お客様の希望を盛り込み作り上げていきます。
大きさや色、形、イラスト、画像、お客様の好みや意向、そしてお客様が使用する目的や環境など、ご要望はお客様の数だけ異なります。それらに関して営業から色々な情報を引き出し、お客様の抱くイメージ通りに、さらにプラスアルファを加えられるように、担当者は知識と知恵を働かせます。
色や形、大きさだけでなく誤字脱字のチェック、文章の訂正、不足原稿や写真の追加、変更など、文字校正者と営業、そして制作の各担当者により幾つものチェックが繰り返されていきます。また必要な場合には一からやり直し、デザインや雰囲気を変えて幾種類も作成するという場合もあります。
正確さと創造性、制作部門はこの2つをバランスよく兼ね備えることが、お客様を満足させることに繋がります。
*Mac
主にカラー写真データを多用する作業を行っています。
新聞折り込みチラシ、カタログやパンフレット、ダイレクトメール等、鮮明な写真を使用することによって、文字だけでは表現しきれない商品の良さを、最大限にアピールできます。
大きさも大判ポスターから箱詰商品などに同梱される商品説明書、コンサートチケットやデザイン性の高い名刺のように小さなものまで多種多彩。
*Windows
編集システムを使い、主に文字の多い文集のような冊子や、表組みの多いものを担当しています。
企業や官庁の広報誌、官庁の予算書、企業の報告書や計画書、名簿などの入る記念誌や小中高の文集など。
お客様が自作のWordやExelを利用したものや、ご希望によってはそのまま出力したりする場合にも、形式変換や画像の確認、出力するために体裁を整えたりする作業を行っています。
名刺や帳票類、挨拶状や年賀状なども主にこちらで作業を行っています。
ファイルそのまま出力
お客様が作成したファイルに手を加えることなくそのまま出力できるため、お客様が作成したファイルの雰囲気そのままに仕上げられ、大幅に時間を短縮するメリットがあります。
報告書や予算書、議案、学校の文集など、ページが多く、文字や罫線が主流でほとんど色を使わないモノクロの冊子などに向いています。(写真が入ったものも出来ますが、写真データの確認作業が必要になるため、若干時間がかかります)
なお、ファイルそのまま出力の場合には、入稿際して確認して頂きたい点がいくつかありますので、こちらをご覧下さい。
>> 入稿に際してお願いしたいこと
製版
お客様との打ち合わせも終わり、文字の校正も終わると、面付けをし、トンボを付け、いよいよ印刷するための刷版を出力する作業に移ります。
以前はフィルムを出力し刷版を作成するのは製版という部門が行っていましたが、現在ではCTP(Computer To Plate)システムにより制作部門担当者が出力を行います。工程がひとつ減ったことにより作業時間の短縮に繋がりました。
出力された刷版は、次の工程である印刷部門へと運ばれます。